ぼちぼちリハビリ日記 その6(手術日当日 術後の長い夜)
2014年 07月 16日
術後、周りのガヤガヤした雰囲気に気付いた。大勢の人が大きな声で指示を出している。どうやら、これから病室へ戻るらしい、と理解。
「あー、終わったんだ」
と思ったが、その後、「なぜ、体が弓なり状態なの?」という疑問とともに、急激な痛みが襲ってきた。それも、体の表面ではなく、体のど真ん中からの強烈な痛み。それと、暑い!喉が渇いた!水飲みたい!
側の看護師さんに、「水が飲みたい」と伝える。自分の声がかすれている。が、麻酔が効いている状態なので、水を飲めないという。がーん。そうこうするうちに、病室に戻ってきた。
とにかく、痛い!痛い!痛い!!
看護師さんが痛み止めの準備をする間、ナースコールのボタンを何度も押して「痛い」と叫ぶ。とにかく、我慢できる痛みを超えている。そんな中で、母親が耳元で、
「お産の痛みは、こんなもんじゃないよ」
と、のたまう。
内心「はあ?」(×100倍)と思うが、相手をする余裕など全くない。
痛い上に暑いので、エアコンを最強にしてもらい、頭にはアイスノン。痛み止めの点滴が効いて、少し理性が戻ってきた。が、それでも、頭の中の99.9999%は「痛い」が支配している状態。母親が、いろいろ細かいことで話しかけ、質問してくる上に、エアコンが寒いと言い出したので「もう帰って」とお願い。帰り支度の母親に「ありがとう」と一言言うのが精一杯だった。(それくらい、まじで痛い)
全身にいろんな管が繋がっている。
口に酸素マスク。
左手は点滴。
背中から、血液を排出するためのドレーンチューブ2本。
導尿用のカテーテル。
両脚ふくらはぎに、血栓防止用のマッサージ機
ふと、口の中が傷だらけであることに気付く。口の周りも、かぶれている。
麻酔中、口の中に管を入れて、テープで固定していたというから、それが理由なのだろう。
軽い嘔吐感があり、何かの拍子に少し戻して、出て来たのは、大量の痰。ちょっとびっくりしたが、特に問題ではなく。
その後、軽い咳が少し出た。これが、背中に響いて、激痛。
看護師さんが、頻繁に体温、血圧、酸素濃度の測定に訪れる。
酸素マスクを外したいと言ったが、術後○時間は駄目らしい。水を飲むのも駄目。
体中が痛いので、寝返りの手伝いをお願いすると、誠に上手にやってくれる。しかし、傷口保護のためか、体の横半分を必ずクッションにもたれている姿勢で、これが、なんとも中途半端というか、全く楽になれない。寝返りした直後に、また、寝返りしたくなる、この辛さ。背中の傷口とドレーン保護のために、お弁当箱みたいなものを貼付けてあるような感じで、これも痛い。
結局、ちょっとうとうとして、ナースコールをして寝返り、ということを、ほぼ1時間おきに繰り返した。2時頃に、点滴の痛み止め効果が切れた気がして、再投入をお願いするが、あまり時間がたっていないということで、代わりの浣腸をしてもらう。これでまた、少しうとうと。
長い長い夜、だった。
「あー、終わったんだ」
と思ったが、その後、「なぜ、体が弓なり状態なの?」という疑問とともに、急激な痛みが襲ってきた。それも、体の表面ではなく、体のど真ん中からの強烈な痛み。それと、暑い!喉が渇いた!水飲みたい!
側の看護師さんに、「水が飲みたい」と伝える。自分の声がかすれている。が、麻酔が効いている状態なので、水を飲めないという。がーん。そうこうするうちに、病室に戻ってきた。
とにかく、痛い!痛い!痛い!!
看護師さんが痛み止めの準備をする間、ナースコールのボタンを何度も押して「痛い」と叫ぶ。とにかく、我慢できる痛みを超えている。そんな中で、母親が耳元で、
「お産の痛みは、こんなもんじゃないよ」
と、のたまう。
内心「はあ?」(×100倍)と思うが、相手をする余裕など全くない。
痛い上に暑いので、エアコンを最強にしてもらい、頭にはアイスノン。痛み止めの点滴が効いて、少し理性が戻ってきた。が、それでも、頭の中の99.9999%は「痛い」が支配している状態。母親が、いろいろ細かいことで話しかけ、質問してくる上に、エアコンが寒いと言い出したので「もう帰って」とお願い。帰り支度の母親に「ありがとう」と一言言うのが精一杯だった。(それくらい、まじで痛い)
全身にいろんな管が繋がっている。
口に酸素マスク。
左手は点滴。
背中から、血液を排出するためのドレーンチューブ2本。
導尿用のカテーテル。
両脚ふくらはぎに、血栓防止用のマッサージ機
ふと、口の中が傷だらけであることに気付く。口の周りも、かぶれている。
麻酔中、口の中に管を入れて、テープで固定していたというから、それが理由なのだろう。
軽い嘔吐感があり、何かの拍子に少し戻して、出て来たのは、大量の痰。ちょっとびっくりしたが、特に問題ではなく。
その後、軽い咳が少し出た。これが、背中に響いて、激痛。
看護師さんが、頻繁に体温、血圧、酸素濃度の測定に訪れる。
酸素マスクを外したいと言ったが、術後○時間は駄目らしい。水を飲むのも駄目。
体中が痛いので、寝返りの手伝いをお願いすると、誠に上手にやってくれる。しかし、傷口保護のためか、体の横半分を必ずクッションにもたれている姿勢で、これが、なんとも中途半端というか、全く楽になれない。寝返りした直後に、また、寝返りしたくなる、この辛さ。背中の傷口とドレーン保護のために、お弁当箱みたいなものを貼付けてあるような感じで、これも痛い。
結局、ちょっとうとうとして、ナースコールをして寝返り、ということを、ほぼ1時間おきに繰り返した。2時頃に、点滴の痛み止め効果が切れた気がして、再投入をお願いするが、あまり時間がたっていないということで、代わりの浣腸をしてもらう。これでまた、少しうとうと。
長い長い夜、だった。
by vento627
| 2014-07-16 23:13
| 腰椎分離すべり症(脊椎固定術体験記)
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